ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングなどを研究しています

2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

雄大ですばらしい津軽海峡春景色(?)-じーじの2019東北の旅・2

2019年5月のブログです * 昨日、4月30日は津軽半島の北端、竜飛崎に行ってきました。 ここも前から来てみたかったところ、本州から北海道を眺めてみました。 すばらしいです。 雄大な眺め。 北海道の渡島半島や百名山の駒ヶ岳、そして、函館山まで見…

椎名誠『おなかがすいた ハラペコだ。』(2019・集英社文庫)-シーナさん・たき火・ハラペコ

2019年4月のブログです * シーナさんの椎名誠『おなかがすいた ハラペコだ。』(2019・集英社文庫)を読む。 シーナさんの久しぶりの文庫本新刊、すごくおもしろい。 本書は雑誌「女性のひろば」に連載をされたエッセイで、食についての文章が並ぶ。 …

桜満開の青森にやってきました-じーじの2019東北の旅・1

2019年4月のブログです * 10連休ということで、ボランティアもお休みなので、じーじも貧乏旅に出ることにしました。 目的地は青森の三内丸山遺跡。 去年、司馬遼太郎さんの『北のまほろば』(街道をゆく)を読んで、一度行きたいと思い、今回、実現…

村上春樹『ラオスにいったい何があるというんですか?-紀行文集』2018・文春文庫

2018年4月のブログです * 村上春樹さんの『ラオスにいったい何があるというんですか?-紀行文集』(2018・文春文庫)を読みました。 2015年に単行本が出ていて、2回くらい読んでいたのですが、今回の文庫本には、その後にあった熊本地震の後に書…

鳩沢佐美夫『コタンに死す-鳩沢佐美夫作品集』1973・新人物往来社-アイヌ民族からの叫びをきく

2020年4月のブログです * アイヌ民族の作家である鳩沢佐美夫さんの『コタンに死す-鳩沢佐美夫作品集』(1973・新人物往来社)を再読しました。 この本は20年くらい前に帯広の古本屋さんで購入したもので、一度読んだきりだったのですが(鳩沢さん、…

東直己『鈴蘭』2010・角川春樹事務所-私立探偵・畝原シリーズ第8作、生きる哀しみと喜びを描く

2023年4月のブログです * 東直己さんの『鈴蘭』(2010・角川春樹事務所)を読む。 私立探偵・畝原シリーズの第8作。 生きる哀しみと喜びを描いている、と思う。 いい小説だ。 このところ、樋口有介さんと東直己さんの小説にはまっていて、ずっと読み…

菜の花を眺めながらの公園カウンセリングは、こころもきれいに明るくなります

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや原っぱカウンセリング、海岸カウンセリング、里山カウンセリングと訪問カウンセリングを新潟市で研究しています。また、メールカウンセリングや面会交流の相談・援助も研…

坂本直行『山・原野・牧場-ある牧場の生活』1975・茗溪堂-直行さんの素敵な画文集です

2020年3月のブログです * 先日、坂本直行さんの息子さんの坂本嵩さんの『開拓一家と動物たち』を読みましたので、こんどは直行さんご自身の『山・原野・牧場-ある牧場の生活』(1975・茗溪堂)を久しぶりに読みました。 直行さんは何度もご紹介してい…

うんどうかいがあるのですね。見にいきたいなあ-じいじからのおてがみ・セレクト

2022年4月、小6と小3の孫娘たちへのおてがみです * さーちゃん・あーちゃん、メールとしゃしんをどうもありがとう。 ふたりともあいかわらずびじんちゃんですね。 こころがうつくしい人は、おかおもうつくしいらしいです。よしよし! うんどうかいが…

坂本嵩『開拓一家と動物たち-北の大地に素手で立ち向かった開拓家族の生活誌』1996・朝文社-直行さん一家の開拓話

2020年3月のブログです * 坂本嵩さんの『開拓一家と動物たち-北の大地に素手で立ち向かった開拓家族の生活誌』(1996・朝文社)を再読しました。 坂本嵩さんは六花亭の包装紙の草花の絵で有名な坂本直行さんの二男さん。 その6人兄妹の二男坊の目か…

村上春樹 『羊をめぐる冒険』(上・下)1985・講談社文庫-ふしぎな「冒険」を味わう

2015年のブログです * 村上春樹さんの『職業としての小説家』を読んでいたら,村上さんの小説も読みたくなり,本棚の上に積み上げていた文庫本の『羊をめぐる冒険』を読みました。 約10年ぶりくらいで,5回目くらいの再読です。 しかし,とっても新…

梨木香歩『西の魔女が死んだ』2001・新潮文庫-おばあちゃんの知恵と対話をしながら成長する女の子を描く

たぶん2017年のブログです * 自然の素晴らしさやすごさや厳しさなどをていねいに小説やエッセイに描いていらっしゃる梨木香歩さんの小説、『西の魔女が死んだ』(2001・新潮文庫)をようやく読みました。 前から気になってはいたのですが、なかなか読め…

宮下奈都『羊と鋼の森』2018・文春文庫-調律師の青年のこころと魂の成長を描く

2018年2月のブログです * 宮下奈都さんの『羊と鋼の森』(2018・文春文庫)を読みました。 2016年の本屋大賞受賞作で、読むのを楽しみにしていましたが、ようやく文庫本で出ましたので、さっそく読みました。 期待にたがわず、とてもいい小説です…

村上春樹『職業としての小説家』2015・スイッチパブリッシング-小説家としての覚悟を語る+追記です

2015年のブログです * 村上さんの『職業としての小説家』(2015・スイッチパブリッシング)を読みました(なぜかマックス・ウェーバーさんの『職業としての学問』を思い出したのですが,あまり関係はないのかな?)。 とても刺激的な本です。 小説家と…

村上春樹『街とその不確かな壁』2023・新潮社-喪失・疎外・魂

2023年4月のブログです * 村上春樹さんの『街とその不確かな壁』(2023・新潮社)を読む。 重厚な物語だと思う。 まだ一回読んだだけなので、今後、印象は変わるかもしれないが、一回読んだところで連想したことは、喪失、疎外、魂、という言葉。 激し…

東直己『悲鳴』2001・角川春樹事務所-東直己さんの私立探偵・畝原シリーズの第3作です

2023年4月のブログです * 東直己さんの小説『悲鳴』(2001・角川春樹事務所)を久しぶりに読む。 このところ、樋口有介さんと東直己さんの小説にはまってしまい、ずっと読み続けている。 この小説は、東さんの私立探偵・畝原シリーズの第3作。 ご存じ…

子育て支援金は敵基地攻撃用ミサイルのトマホーク代を充てませんか?-じーじのじいじ日記・セレクト

2024年2月の日記です * ニュースを見ていると、子育て支援金で当面、月500円程度を保険料に上乗せして徴収することになるという。 計算によれば、月1,000円程度になる国民もいるらしく、えらい「増税」である(政府は「増税」でないというが、…

辻仁成『函館物語』1998・集英社文庫-辻仁成さんの青春時代の函館と今の函館を歩く

2021年2月のブログです * 辻仁成さんの『函館物語』(1998・集英社文庫)をすごく久しぶりに読みました。 20年ぶりくらいでしょうか。 本棚の上のほうに重ねてあったのですが、偶然、目にとまりました。 おもしろかったです。 2日間で一気に読んで…

坂本直行『雪原の足あと』1965・茗溪堂-直行さんの画文集を姿勢正しく(?)読む

2020年4月のブログです * 坂本直行さんの画文集『雪原の足あと』(1965・茗溪堂)を読む。 ふだん読書の時は座椅子に寝っ転がって読んでいるので、大きな本は敬遠気味だが(直行さん、ごめんなさい)、今回は姿勢正しく直行さんの大判の本を読む。 直…

安保法を見据えてのベトナム寄港と踏切の安全問題のニュースを見て考える-じーじのひとりごと

2016年のブログです (ずいぶん前の文章ですが、その後も政府のやっていることは戦争への再軍備化だと思われるので、再録します) * 先日、海上自衛隊の自衛艦がベトナムの港に寄港をしているニュースを見ました。 自衛隊の艦船がベトナムに(?)、何…

椎名誠『三匹のかいじゅう』2013・集英社-三匹の孫かいじゅうとシーナじいじいの物語です

2019年4月のブログです * 椎名誠さんの『三匹のかいじゅう』(2013・集英社)を再読しました。 シーナじいじいの孫物語シリーズの第三作。 シーナさんの息子さんの岳くん家族が、第三子を日本で出産するためにアメリカから来日、その前後のシーナさん…

きたきつねくんを眺めながらの公園カウンセリングは、こころもこんこん軽やかになりそうです

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや原っぱカウンセリング、海岸カウンセリング、里山カウンセリングと訪問カウンセリングを新潟市で研究しています。また、メールカウンセリングや面会交流の相談・援助も研…

喜多由布子『知床の少女』2007・講談社-北のじーじとばーばの知恵に学ぶ

2020年4月のブログです * 喜多由布子さんの小説『知床の少女』(2007・講談社)をしばらくぶりに読みました。 いい小説です。 涙もろいじーじは、終わりのほうは、涙じわーんで読んでしまいました。 高校受験に失敗をして、浪人中の女の子が主人公。 …

山秋真『ためされた地方自治-原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠洲市民の13年』2007・桂書房

2024年4月のブログです * 山秋真さんの『ためされた地方自治-原発の代理戦争にゆれた能登半島・珠洲市民の13年』(2007・桂書房)を読む。 今年3月、TBS「報道特集」の能登半島地震の特集番組を見ていたら、久しぶりに金平茂紀さんが出ていて、…

村上春樹 ・川上未映子『みみずくは黄昏に飛びたつ』2017・新潮社-ただのインタヴューでは「あらない」です

2017年4月のブログです * 村上春樹さんに作家の川上未映子さんがインタヴューをした『みみずくは黄昏に飛びたつ』(2017・新潮社)を読みました。 すごく面白かったです。 騎士団長ふうにいうと、ただのインタヴューでは「あらない」、です。 とても深…

朝ドラ「虎に翼」を観て-じーじのじいじ日記

2024年4月の日記です * 朝ドラ「虎に翼」を観る。 じーじは朝ドラはあまり観ないほうだが、今回は裁判所が舞台なので、観ている。 主人公の寅子さんが元気いっぱいでいい。 寅子さんのモデルは三淵嘉子さん。 女性初の弁護士で、後に裁判官になり、さ…

あーちゃん、さくぶんがじょうずになりましたね!-じいじからのおてがみ・セレクト

2022年4月、小6と小3の孫娘へのお手紙です * さーちゃん・あーちゃん、げんきですか。 じいじはげんきです。 ばあばはすごくげんきです。 あーちゃんのアルバム、まいにちみています。 あーちゃん、さくぶんがじょうずになりましたね。 マラソンたい…

なつ・じーちゃん・北海道弁ーじーじのじいじ日記・セレクト

2019年4月の日記です * またまた、「なつぞら」を観てしまう。 不覚にも(?)、面白い。 フフフ、と小声で笑いながら観てしまう。 勧善懲悪でないところがいい。 矛盾と葛藤と、その他もろもろを、そのまま描いているところがいい。 その底に、少しの…

雪の狩勝峠を越えて帯広にやってきました-じーじの2025春の北海道の旅・7

2025年4月のブログです * 今朝の東川は雨。 新聞の天気欄を見ると、一日中雨の予報。 他の土地の予報を見ても、上川盆地はみんな雨。 晴れるところはないかな?と探してみると、帯広が晴れそう。 それで、予報を信じて、帯広に向かうことにした。 グー…

なつ・なつぞら・十勝-じーじのじいじ日記・セレクト

2019年4月の日記です * NHKの朝ドラ「なつぞら」を観てしまう(朝ドラはあまり観ないほうだが、今回はやっぱりじーじのふるさと北海道が舞台なので、つい観てしまう)。 いつの間にか、急に登場人物が大きくなっていて、驚く。 月日の経つのは早い…