ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人)

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が公園カウンセリングなどを研究しています

2025-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ふきのとうを眺めながらの里山カウンセリングは、こころももこもこ元気になります

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で,じーじ臨床心理士が里山カウンセリングや公園カウンセリング,海岸カウンセリング, 原っぱカウンセリングと訪問カウンセリングを新潟市で研究しています。また,メールカウンセリングや面会交流の相談・援助も研…

武田専『分裂病という名の幻想』2003・元就出版社-精神分析で患者さんにより添う「熱い」精神科医に学ぶ

2019年10月のブログです * 武田専さんの『分裂病という名の幻想』(2003・元就出版社)を再読しました。 武田さんは慶応大学医学部出身。 後輩だった小此木啓吾さんの紹介で、日本の精神分析の先達である古沢平作さんから指導を受けました。 今では精…

椎名誠『カツ丼わしづかみ食いの法則-ナマコのからえばり』2017・集英社文庫

2017年のブログです * シーナさんの『カツ丼わしづかみ食いの法則-ナマコのからえばり』(2017・集英社文庫)を読みました。 とってもおもしろかったです。 シーナさんはじーじより10歳先輩。 もう結構なじいじのはずですが(シーナさん、ごめんなさ…

斎藤環『家族の痕跡-いちばん最後に残るもの』2010・ちくま文庫-家族のちからを考える

2019年のブログです * 斎藤環さんの『家族の痕跡-いちばん最後に残るもの』(2010・ちくま文庫)を再読しました。 家族のちからについての鋭い考察で、良くも悪くもちからのある家族の存在を再確認させられます。 例によって、印象に残ったことを一つ…

じーじ、東川町の図書館でシルクロード美人ちゃんに囲まれる!-じーじの2023北海道の旅・思い出篇

2024年3月、昨年の夏休みの思い出話です(恐怖のあまり(?)、今頃思い出しました) * 事件(?)はまたまた東川町の図書館で起きた。 その日、いつもより遅くに図書館に行ったじーじ、ふだんお借りしている一人用の机が満席だったので、しかたなく四…

中井久夫『精神科医がものを書くとき』2009・ちくま学芸文庫-患者さんへの祈りを大切にする精神科医

2019年10月のブログです * 中井久夫さんの『精神科医がものを書くとき』(2009・ちくま学芸文庫)を再読しました。 もう何回目になるでしょうか。 本は付箋とアンダーラインで大変な状態。少しだけ整理をしながら読みました。 中井さんが精神科医にな…

いちご大福・女の子・メンデルの法則-じーじのじいじ日記・セレクト

2019年、上の孫娘が8歳、下の孫娘が5歳の時の日記です * 連休で孫娘たちが遊びに来てくれた。 ふだんはばーばと二人っきりの静かな家の中が急に賑やかになる。 今日は近くのイオンに買い物に行ってきたらしく、イオンのおもちゃ売り場の話をしてくれ…

グッゲンビュール・クレイグ(山中康裕監訳)『老愚者考-現代の神話についての考察』2007・新曜社

2019年10月のブログです * 本棚を眺めていたら、「老」とか「愚」とかいうじーじにぴったりの文字(?)が目に飛び込んできて、思わず手に取ってしまいました。 『老愚者考-現代の神話についての考察』(2007・新曜社)。 よく見ると、じーじがユン…

皆川明『ミナを着て旅に出よう』2014・文春文庫-ナチュラルを大切にするテキスタイル・ファッションデザイナーに学ぶ

今日のEテレ日曜美術館を見ていたら、皆川明さんが出てきました。 たぶん2016年にもテレビで拝見をして感動し、さっそく本を読み、書いたと思われるブログがありますので、再録します。 (2020 . 1 記) * ファッションブランド・ミナペルホネンの皆川…

ウクライナ・ロシア・人々のちから(その1)-じーじのじいじ日記・セレクト

2022年2月下旬の日記です * ニュースを見ていると、ロシア軍のウクライナ侵略で、罪のない子供たちが、今の時点で16人も亡くなったという報道。 本当にむごい。 将来は両国の懸け橋になったかもしれない子供たちが、大人の戦争で犠牲になる。 テレビ…

ロシアのウクライナ侵略から1年を経て-じーじのじいじ日記・セレクト

2023年2月24日の日記です * 1年前の2022年2月24日、ロシア軍が突如、ウクライナに攻め入った。 ロシアの言い分は今でもじーじにはよくわからないが、たぶんウクライナが欧米諸国と仲良くなって、将来、ロシアに攻め込んでくることやロシア政…

サリヴァン(中井久夫ほか訳)『精神医学的面接』1986・みすず書房-妄想・仮説・要約

2019年7月のブログです * アメリカの精神科医サリヴァンさんの『精神医学的面接』(中井久夫ほか訳・1986・みすず書房)を再読しました。 すごく久しぶりで、たぶんようやく2回目くらいの再読です(サリヴァンさん、ごめんなさい)。 結構厚い本で、…

神田橋條治『医学部講義』2013・創元社-患者さんを大切にする精神科医に学ぶ

2019年7月のブログです * 神田橋條治さんの『医学部講義』(2013・創元社)を再読しました。 これも久しぶり、しかしながら、大切なことがいっぱいです(再読が遅くなって、神田橋さん、ごめんなさい)。 例によって、今回、印象に残ったことを一つ、…

東直己『後ろ傷』2006・双葉社-『ススキノ、ハーフボイルド』の秀才くんが北大を落ちてしまった!

2020年1月のブログです * 東直己さんの『後ろ傷』(2006・双葉社)を再読しました。 昨年末に、東さんの『半端者』を久しぶりに読んで以来(ブログがありますので、よかったら読んでみてください)、不覚にも東ワールドにすっかりはまってしまい、年末…

山本コウタローとウィークエンド「岬めぐり」を聴きながら-臨床の難しさと厳しさに思う

2018年のブログです * 「青春のフォークソングス名曲集」という口にするとちょっとはずかしくなるCDアルバムを聴いていたら、山本コウタローとウィークエンドの「岬めぐり」が聴こえてきて、つい聴き入ってしまいました。 この歌には思い出があります…

福寿草を眺めながらの里山カウンセリングは、こころも可愛く元気になります

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で,じーじ臨床心理士が里山カウンセリングや公園カウンセリング,海岸カウンセリング, 原っぱカウンセリングと訪問カウンセリングを新潟市で研究しています。また,メールカウンセリングや面会交流の相談・援助も研…

岩宮恵子『フツーの子の思春期-心理療法の現場から』2009・岩波書店-「フツー」という子どもの心理を考える

2019年のブログです * 岩宮恵子さんの『フツーの子の思春期-心理療法の現場から』(2009・岩波書店)を再読しました。 なかなか面白い本で、読むのはもう何回目かですが、感想文を書くのは初めてです。 「フツー」の子どもたちが、何をきかれても、「…

樋口有介『横浜ではまだキスをしない』2018・ハルキ文庫-本の帯に「ザ・青春ミステリーの登場」とあります

2018年のブログです * 樋口有介さんの『横浜ではまだキスをしない』(2018・ハルキ文庫)を読みました。 すごーく面白かったです。 久しぶりに有介ワールドを堪能しました。 じーじは樋口有介さんの小説が大好きですが、世間的にはどうなのでしょう。 …

いつもクライエントのそばにいるということと,いつもクライエントにより添うということ-カウンセリングを考える

たぶん2012年ころのブログです * ある研究会で,一人のカウンセラーのかたが,自分はクライエントに携帯の番号を教えて,いつでも連絡が取れるようにしています,と話していました。 すごく熱心だな,と思いました。 一方で,でも少し違うのではないか…

瀬尾まいこ『ファミリーデイズ』2017・集英社-本の帯に、著者初の育児エッセイ集、とあります

2017年のブログです * 瀬尾まいこさんの『ファミリーデイズ』(2017・集英社)を読みました。 本の帯に、著者初の育児エッセイ集、とあります。 そうなのです。 じーじが知らない間に、瀬尾さんは結婚をされ(!)、出産をされ(!)、子育てをされてい…

西丸四方『彷徨記-狂気を担って』1991・批評社-時代に流されない真摯な精神科医に学ぶ

2019年6月のブログです * 西丸四方さんの『彷徨記-狂気を担って』(1991・批評社)を再読しました。 西丸さんはドイツの伝統的な精神医学であるシュナイダーさんやブロイアーさん、ヤスパースさんなどの本を翻訳されたかたで、松沢病院や信州大学病院…

星野知子『トイレのない旅』1997・講談社文庫-新潟美人ちゃんの秘境探検記です

2019年のブログです * 新潟美人ちゃんの星野知子さんの『トイレのない旅』(1997・講談社文庫)を再読しました。 去年の後半、沢木耕太郎さんの『深夜特急』を読んでいましたが、沢木さんが泊まる安宿はシャワーが水だけだったりして、たいへんなところ…

松木邦裕・藤山直樹『愛と死-生きていることの精神分析』2016・創元社-「生きること」と「生きていないこと」

2018年のブログです * 松木邦裕さんと藤山直樹の『愛と死-生きていることの精神分析』(2016・創元社)を再読しました。 じーじとしてはめずらしく(?)、2年目での再読です。 それでも結構、忘れている部分が多くて、びっくりです。 本書は創元社が…

マイクル・コナリー(古沢嘉通訳)『ブラックボックス』(上・下)2017・講談社文庫

2018年1月のブログです * この間読んだマイクル・コナリーさんの『転落の街』がとても面白かったので、最新作の『ブラックボックス』(上・下)(2017・講談社文庫)も読んでみました。 こちらも、ボッシュ刑事のシリーズの一冊ですが、ドキドキ、ハラ…

本多勝一『北海道探検記』1985・集英社文庫-人のいない北海道を歩く

2020年2月のブログです * 本多勝一さんの『北海道探検記』(改訂版・1985・集英社文庫)を再読しました。 この本もかなりひさしぶり。 本棚の隅っこに隠れていたのを(?)見つけて読みました。 探検記、ということで、観光地ではなく、人のいないとこ…

松木邦裕・藤山直樹『精神分析の本質と方法』2015・創元社-精神分析に深く学ぶ

2018年のブログです * 松木邦裕さんと藤山直樹さんの『精神分析の本質と方法』(2015・創元社)を再読しました。 2015年の本ですから、のんびり屋のじーじとしては、めずらしく早めの(と、言っても3年ぶりですが…)再読です。 松木さんと藤山さん…

小檜山博『人生讃歌』2016・河出文庫-どさんこの本音を懐かしく読む

2017年のブログです * どさんこの小説家である小檜山博さんのエッセイ集『人生讃歌』(2016・河出文庫)を読みました。 2016年の本ですが、なぜか読みそびれていて(小檜山さん、ごめんなさい)、今回、旭川の本屋さんで偶然見かけて読みました。 …

小澤征爾『おわらない音楽-私の履歴書』2014・日本経済新聞出版社-小澤さんの自伝的エッセイです

2024年2月のブログです * 小澤征爾さんの『おわらない音楽-私の履歴書』(2014・日本経済新聞出版社)を再読する。 2014年1月に「日本経済新聞」に連載されたエッセーが本になったもので、とても読みやすい。 小澤さんの本を読んでいると、この…

内田樹『もういちど村上春樹にご用心』2014・文春文庫-村上春樹を読む

2015年のブログです * 内田樹さんの本を初めて読みました。 村上春樹論,なかなか深い内容でした。 村上さんにもぜひ読んでもらたいくらいでした(ちなみに村上さんはご自身について書かれた本は読まないらしいですが…)。 村上文学の理解度が確実に深…

赤ちゃんとも遊びながらの公園カウンセリングは、こころもウーウーニコニコします

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で,じーじ臨床心理士が公園カウンセリングや原っぱカウンセリング, 海岸カウンセリング,里山カウンセリングと訪問カウンセリングを新潟市で研究しています。また,メールカウンセリングや面会交流の相談・援助も研…